犬の尿路結石を予防するのにおすすめなドッグフード
犬の尿路結石を知る
犬の尿路結石症とは、結晶化した結石が尿路の中のどこかで発生する病気で、小さいものから大きいものまで結石の大きさは様々です。
繰り返し再発してしまう可能性が高くて、繰り返すと腎臓にダメージを与えて恐ろしい病気を引き起こすことにつながります。
どのような種類があるのか、どのような予防法がおすすめか知っておくことは飼い主として必要なことです。
発生する場所や成分で様々な種類がある
尿路結石はミネラルが結晶化することで発症しますが、発生する場所によって名前が異なります。
最も多いのが膀胱にできる膀胱結石で、膀胱炎から併発したり偏った食事や水分量の不足などが原因です。
尿管にできる場合は尿管結石と言って、強い痛みが生じて血尿などの症状も起こります。
尿道結石は尿道にできる結石のことで、発生すると尿が出なくなってしまいますし、オスに多くみられる症状です。
腎臓の中にできると腎結石といって、症状がほとんどでない場合が多く、その為に重症化してから分かることが多いのです。
主成分の違いによって結石の名前も異なり、リン酸・アンモニウム・マグネシウムが主成分の結石がストルバイト結石で、犬や猫に発生する結石の7?8割を占めています。
シュウ酸とカルシウムが主成分なのがシュウ酸カルシウム結石で、主に腎臓に起こることが多いです。
尿の中の尿酸アンモニウムが増えることで起こるのが尿酸塩結石で、アミノ酸の一種のシスチンが主成分となるのがシスチン結石、そして二酸化ケイ素を主成分とした結石がシリカ結石です。
おすすすめの予防法は?
日常的に水分をたくさん摂取することで尿の量を増やすことができると、細菌などを外に排出する回数が増えるため尿路結石を併発する膀胱炎になりにくいです。
また、できる限り散歩に連れて行ったり、常にトイレに行ける環境を整えてあげたりして、尿を我慢させないことも予防法として大切なことです。
日常的に十分な運動をさせておくことも大切なことで、運動することにより発生する乳酸が尿のpHを調整することにつながって、アルカリ性の尿にならないようにしてくれます。
また運動することで水の摂取量を自然に増やすことも可能になります。
栄養バランスが整った食事を与えることも必要なことで、特にマグネシウムなどのミネラルが尿の中に多くならないように過剰摂取は控える必要があります。
また先にも触れましたが、リン酸・アンモニウム・マグネシウムを主成分とする結石もあるので、尿を弱酸性にすると溶かすことが可能なので、尿のpHを調整することも重要なポイントです。
予防におすすめのドッグフードは?
予防や再発防止には、ビタミンAやC・βカロチンなどの摂取を積極的にする必要がありますし、たんぱく質は犬の主食となるので良質なものを摂ることが大事です。
また、原因となるミネラルを減らすように心がけることも必要で、それらを満たしてくれるのがカナガンドッグフードです。
おすすめの理由は、抗酸化物質のクランベリーが含まれていて、予防や再発防止のために必要なビタミンが豊富に含まれているからです。
また主原材料が平飼チキンで、尿を酸化させる為に必要な高品質な動物性たんぱく質も豊富だからです。そして低マグネシウムのドッグフードですし、グレンフリードッグフードなのでカナガンドッグフードはおすすめです。
様々なトラブルを解決
犬の尿路結石の予防・再発防止以外にも、関節系や被毛などのトラブル、涙やけ対策など様々なトラブルを解決できるドッグフードを選んであげることです。
また食いつきが悪いと意味がないので、その点も解決できるドッグフードであることも大事で、犬の健康につながることを考えてドッグフードを選ぶことをおすすめします。